2022年11月24日から26日に熊本で開催された第63回日本先天性代謝異常学会(JSIMD)に当財団が参加しました。本学会は、当財団の科学顧問であり、当財団が主催するシトリン欠損症熊本センターの主任研究者である中村公俊教授(熊本大学大学院医学研究院)が大会長を務めました。

11月26日に開催されたシトリン欠損症シンポジウムでは、バーバラ・ユー(共同創設者)が、私たちの研究に強い関心を持つ臨床医や科学者の多くの聴衆を前に発表を行いました。また、当財団の科学監督委員会の一員であり、尿素サイクル障害の世界的な専門家であるヨハネス・ヘーベレ教授(チューリッヒ大学小児病院)も、学会中に特別セミナーを講演しました。

また、当財団は中村公俊教授と共催で、シトリン欠損症に関心を持つ臨床医を招いたシトリン欠損症昼食会も開催しました。2023年後半から開始される、患者様の血液サンプルからユニークなバイオマーカーを特定することを目的とした、当財団のグローバルオミックス研究への参加に興味を示される方も多くいらっしゃいました。